
「人よ、花よ、」刊行記念講演『楠木物語紀行』

創立100周年記念事業の一環として、今村翔吾さんに学園にお越しいただき、記念講演会を実施しました。今村さんは、直木賞作家として数多くの歴史小説を上梓し、大変に人気を博しておられます。今回は、朝日新聞にて連載された「人よ、花よ、」の単行本刊行記念として、物語の舞台となり、関連も深い四條畷の地にて、四條畷市との共催という形で本学でご講演いただきました。
楠正行の「道」をたどって、13回の講演の旅路
さすが、テレビでのコメンテーターもつとめられる今村さん。会場に来られた地域の皆さんも、その軽妙な語り口に熱心に聞き入ります。日々の執筆のご苦労や、作家になった経緯、もちろん、今回の「人よ、花よ、」に込められた思い。楠木正成公の大名跡に隠れて、なかなか史蹟にも残りづらかった楠正行公の生涯と、その仲間=楠木党など、史実と、今村さん独自の考察、創作秘話を存分に聞かせていただきました。

リニューアルした図書館には「今村翔吾コーナー」も設置

講演後も、サインを求めるファンの皆さん全員にお応えされた今村さん。最後は、図書館に設置された「今村翔吾コーナー」もご覧いただき、直木賞作家に憧れを抱く本学の高校生たちとパチリ!最後の最後まで、ノリノリ疲れ知らずの今村翔吾さんでした!