遊びと学びをつなぐ絵本のすごさを実感

図書館にあります!

分類番号:E

だるまさんの

著者:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社

子どもたちに人気のだるまさんシリーズ3冊のうちの1冊です。

絵本の中では「だるまさんのめ(目)」「だるまさんのは(歯)」など、だるまさんの体の部位が絵とひらがなでリズミカルに表現されています。

保育園では遊びの中でひらがなにふれる活動を取り入れていて、あるときこの絵本を子どもたちと読んでいるときに、すごく興味を持ってくれたんです。

それで、あっという間にひらがなを覚えてしまったことがありました。そのときはどうやったら楽しくひらがなにふれられるかを先生たちで試行錯誤しているときだったので、子どもたちが絵本に興味を持っている様子を見て、この絵本を参考にしてオリジナルの教材を作ってみることにしました。

例えば、「えーっ!」と驚いているだるまさんの絵の裏に、ひらがなで「え」と書いておくんです。子どもたちは夢中になって体を動かしたり、真似したりしながら徐々にひらがなを覚えていっています。遊びと学びをつなぐ絵本のすごさを感じた出来事でした。

保育園 教員
藤川 彩子