
アドラー心理学を語る1 性格は変えられる
著者:野田 俊作
出版社:創元社
プレッシャーで押しつぶされそうになった時や対人関係で辛かった時にこの本を手に取りました。自分の目を通してしか物事を認識できないこと、自分が問題と認識しているだけで、他者は問題として捉えていない可能性もあることを改めて考えるようになりました。
そのことから、他者に変わってほしいと考えるより、まずは自分が変わること、自分の課題と他者の課題を分離すること、自分や他者はどうしてそのような行動にでるのか、行動に出た結果どんなことが予想されるかなどを意識するようになり、物事を少しだけ俯瞰して捉えられるようになりました。
辛くなった時や行き詰った時などに、この本を読み返して問題解決の筋道を立てることに役立てています。
紹介してくれたのは…
大学 教員
安藤 布紀子